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「給与交渉」Noススメ 

 本来なら別の話を書こうと思っていたのですが、自分にとっての時事ネタになったので、忘れないようにこちらの記事からいきたいと思います。

 さて、残念な初の「Noススメ」記事となります今回ですが、いつもながら全てがNGというわけではありません。
 また、こちらの環境に依存したお話となるため、参考にならない点もあるかと思いますので、その辺ご留意いただければと思います。


■給与交渉自体はNGではない

 タイトルで「給与交渉Noススメ」と書いていますが、全ての職場、条件でNGなわけではありません。
 実は自分は派遣生活も長く、今でこそ中小企業の正社員となっていますが、今まで「給料が低い」事を理由に給与交渉や値上げ交渉をしたことはありません。
 会社が入社時に提示していた賞与が話したとおりに出ない+時期を過ぎる毎に下がる、という経験から「会社不信」で転職した経緯はありますが、変な話、言われていた額で出ていたら、満足していたと思います。

 ただ、周囲を見たときに「給料が安い」と嘆き、交渉したり転職したりする人は何人も見てはいます。
 そして、今回たまたま「給料が安い」事を理由に会社に直訴したいという社員の方の相談を受けました。
 自分は「個人で思うところがあり、交渉するのはよし」という、タイトルとは矛盾した話をしていますが、同時にその方に注意したこともあります。

 今回のお話はその注意したことのまとめです。
 つまり「オススメはしないけど、するなら以下の内容くらいは抑え、把握して行おう」という事です。
 中小企業のためそういう行動を起こしやすい環境にある、という面が強いかもしれませんが、少しは交渉事に冷静になれるかもしれませんので、よければ参考としてみてください。


■給与交渉をすることは、自身への不信を会社に持たせるもの

 基本的に普通の会社であれば、社員への評価は相応に、適切に行った上で給与を決定している、という自負があると思います。
 その自負がある会社に対し、給与交渉をする場合、会社はそれに対して単純に不信感を抱えます。
 考えてみれば当たり前の話ではあります。

 「正しく評価している」相手にあげてと言われるわけで、「評価が信頼されていない」と会社は思うでしょうし、もしこれを許可した場合でも「またそういう話をしてくるのでは?」と思うはずです。
 「では、給与をあげたらそれ以上の仕事ぶりを見せてくれるのか?」という点でも疑問を持つでしょう。頑張る人はそもそもまず自分を高め評価をしてもらおうとしますから。

 ですので、この交渉は会社に対し、自分はマイナス点をもたれる部分になる場合がほとんどだと思います。
 なので、行うのであればまずその覚悟はしたほうがよいでしょう。


■自身の評価と会社の評価目線は違う

 実際自分が給与をあげてもらいたい理由を考えてみると、大抵の人は「今の自分に見合っていない。安すぎる」というイメージです。
 では、会社側が給与をあげたい人材ってどんな人でしょうか。
 自分が今回の件でこの辺りを自社の営業さんと話したところ、こういう話が帰ってきました。

  ・会社が見込んだ以上の活躍、評価が得られている
  ・スキルがある、またはスキル取得のための努力をしている
  ・会社への貢献をしてくれる、貢献が期待できる
  (=ただ働くのではなく、提案や重要メンバーとしての打ち合わせ参加等、+αを提供してくれる)

 会社って当たり前ですが、慈善事業ではありません。
 会社が給料という対価を払うのですから、相応の期待を社員にもします。
 ざっとあげた項目は、いずれも言ってしまえば、会社に貢献できるための何かを期待し、それを具現化できることが大きなポイントになるわけです。

 つまり、自分にとっての「見合っていない」は会社にとって「見合っている」からその給料である、と考えたほうが自然なのですよ。
 同時に、会社が「見合ってないので給与をあげよう」とする場合、相応の効果、対価が見えてこそなのですよね。
 この前提を忘れていると、ただの独り善がりになってしまいますので注意しましょう。


■他人と自分を比べても意味がない

 給与の話をするとよく出る話題の代表は

「○○さんはもっと多くもらっている」
「同期の××はこの間給料あがっている」

 といった、比較による話です。

 個人的にこれはまずNGだと思っています。
 比較、というのは、すべてが全く同じ条件なら、同じになるものです。
 相手と比較しても、相手よりどのスキルが高く、どのスキルが低いのか。どれだけ会社への貢献度が違うのか。会社の評価の差がどれだけあるのか。こういった要素は同じにならないのです。
 言ってしまえば「高くなるには高くなる理由がある」わけです。

 もし、そういう比較をしたいのであれば、可能であれば極力自分と近い人材が、実際どの程度の給与をもらえているかを複数情報を集め(または転職サイト等の評価なども利用して)、その平均を示すといった事が必要です。
 そして、同時に自分がどれだけのスキル、人材であるかを再認識し、どう評価されるべきかの適正を示せるべきです。
 誰かとの比較というのは、そこまでして初めてしてよいものです。目の前の別の人を見て、青芝のように羨ましがるのは軽率だと思ってください。


■ただ評価が不当というだけでなく、給与を上げてもらうための対価を示せるように

 先にも書きましたが、会社が給与をあげてあげたい人材というのがあります。
 そして、あなたは給与をあげてほしいと言っても、会社がそれを考える人材とは限りません。
 そういう人材であれば、当にあげてもらっている公算が高いからです。

 となると、ただ給与をあげてくれ、というのは通りにくいと考えるほうが自然です。
 それでも上げて欲しいと考えるのであれば、やはり会社に対して、対価を示せる必要があります。
 それは今までの実績もそうですが、これから実績を残すためのアピールというのも必要になると思います。
 大抵は「本気であれば当にそこまでしている」とも思われますが、例えば会社側からそういった話をされた時には「今が達していない評価でも、こういう部分での協力をしていくので」という部分があれば、まだ会社も考えてくれる可能性はあります。
 ただし、これは自分に対し枷を作る行為でもあります。
 要はこれを宣言し、結果を残せなければやはり評価として低く見なされる可能性は高いからです。

 給与をあげるためにそこまで会社にできるのか、という所はしっかり考えておいてください。


■転職をちらつかせるくらいなら転職したほうがよい

 よく「これが通らないなら転職します」という人がいます。
 個人的な意見ですが、そもそも転職を考えていて、自分の給料が見合う形にあがる職場があるのなら、給与をあげる相談よりも、転職をオススメします。
 何故かといえば、最初の話にもありますが、給与を上げる交渉は、会社が個人に不信を持つためです。
 不信をもたれる流れで、更に他社と比較されて給与交渉されたとしたら、よほどその人を失いたくない、と会社が思う人材でない限り、「だったら転職すれば?」と感じます。
 また、会社が渋々なり条件を呑んだとしても、その後の関係は決していいものではありません。
 会社だって人が経営しているもの。何か問題が起こったりしたとき、フォローをぞんざいにされるとか、そういう事だって起こりえるのですよ。

 自分が派遣の時に非常にお世話になった恩師がします。
 その人から自分も離れようと考えるタイミングがありました。(恩師に不満というより、会社に不満があったのですが)
 その時に言っていたことは今でも忘れません。

「離れたいという人を無理に引き留めても、お互い仕事上辛いだろうから」

 これって、今回の話でも真意だと思っています。
 会社とは人間関係の延長上です。だから、少しでもお互いが一緒にやっていきやすい関係であることを望むもの。
 それを一方が拒否すれば、決して関係は良好にはなりませんし、残ったとしても最良のときより下がることが目に見えています。

 会社との関係を悪化させてでも残る価値があるのか。
 給与交渉とは、そこまでのことを考慮して行うべきものだと思います。


 色々と書きましたが、結局の所、こういう行為はメリットよりデメリットが上に立ちます。
 労働組合があって、みんなで春闘のような交渉をしているなら別でしょうが、個人で行うとなれば、それは尚更です。

 個人的に、ある意味水商売の方々はすごいと思うのですよ。
 完全に自分を基準とした稼ぎを出せるかどうか。これが給与に直結するのですから。
 それだけの努力もいるし、お客様とうまくやる知識や会話もできる必要がある。
 これって本当に、仕事のために努力をしていると思うのですよ。
 そして、だからこその対価(お金)を手にできるのですよ。

 でも、普通の社会人で会社にいるとそういう部分をなぁなぁにできやすいため、自己欲だけで給与をあげたいと思う人が結構いると思います。
 給与をあげたいという気持ちは大事です。
 ただ、そのためにすべきは何なのか。そして、相応のリスクを背負えるのか。
 それを考えて、給与交渉はするようにしていただければと思います。
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